Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

2ブロック目の授業

こんにちは。ヨーロッパではもうクリスマスの飾りが街中で見られるようになってきました。クリスマス飾りが増えると1年が終わる気がしてしまいます。ただクリスマス休みまではまだまだ遠く授業の続く日々です。今日は2ブロック目に取っている授業についてお話ししたいと思います。

 

新たな授業

European Languages and Culturesの学科では1ブロックにつき必ず3講座取るのですが、私の場合専攻言語がドイツ語なので必ずドイツ語関連の授業が1つあります。ドイツ語の授業は1ブロック目と変わらず引き続き言語を学びつつも、ドイツの歴史についてエッセイを書いたり議論したりしています。今ブロックのテーマはドイツの連邦制について。ドイツは中央集権型ではなく、各州がそれぞれに権利を持っている連邦制なのでその特徴や歴史について話しています。日本出身だと州によって教育システムが少しずつ違うというのは馴染みがないので面白いです。他の2つの授業は英語での授業です。1つは政治学への導入授業Politics and Society、もう1つは文学・文化研究の導入授業Reading Modern Europeという授業です。Politics and Societyではヨーロッパの政治学と基本的なセオリーを学んでいます。ヨーロッパでは極右政党が勢力を伸ばしていたり、社会が分極化していたりしているのでそのような点に重きが置かれている感じです。Reading Modern Europeでは毎週1つヨーロッパの文学作品を読むと同時に文化的な概念、例えば比喩表現の効果・影響であったり、フェミニストの概念などをを文学作品に関連づけて議論しています。どちらの授業もリーディングの量が多い気がしていますが興味深いです。ただ個人的には文学作品の分析はあまり得意ではないので政治学の方が楽しんでいます。

 

 

2ブロック目の授業のテストはクリスマスと年末年始の休暇が終わった1月半ばにあるので、まだテストのことをあまり考えずに授業を楽しんでいます。最近は特に家に引きこもってばかりなので、たまには外に出て写真でも撮ってブログでシェアできたらなと思います。ではまた!