Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

Fryslân (Friesland)

こんにちは。勉強から離れてゆっくりとした日々を過ごしています。先日はルームメイト達とピザを作ってワイン飲みながら12時半くらいまで喋ったり、ルームメイトが作ったクレームブリュレを食べたり、普段ならあまりしないことをしています。今日は少しだけ遠出をしてSneekというところまで行ってきました!

 

 

Friesland

オランダは12の州に分かれているのですが、私が住んでいるのは1番北の方に位置している、この地図でいう紫のエリアGroningenです。Groningenは州都でもあります。そして私が今回電車で行ったのはGroningenの西に位置するFriesland (黄緑のエリア)というところ。州都はLeeuwardenなのですが、それよりも少し小さいSneekという街に行ってきました。

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オランダの州

Frieslandはオランダの中でも少し特殊なエリアで、違う文化を持っているエリアでもあります。オランダ語とは別にフリジア語という言葉も話されていて、これはオランダ語の方言というよりは全く違う言語として扱われています。折角近くに住んでいるのに、Frieslandに行ったことがなかったのでこの機会に行ってきました!

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写真を撮るのが上手ではない上に晴れていなかったのでちょっとどんよりしていますが、綺麗な場所でした。土地が低いオランダではよく街のセンターが運河で囲われているのですが、Sneekもそのような街でした。なのでその運河にそってぐるっと1周散歩してみたり、街中をぷらぷら歩いたりしましたがとても良いリフレッシュができました。電車に乗ってどこかに行くという感覚がとても久しぶりでちょっとした高揚感を味わえました。

 

Linguistic landscape studies

さて言語学を取っている私はSneekでLinguistic Landscape Studiesの真似事をして楽しんだりもしていました。このStudiesは街中の看板や標識に書かれている言語(どの言語が書かれていて、どの順番で並んでいてなどなど)を分析することを指すのですが、Sneekはどうなんだろうな?と思って色んな標識を見てきました。私が見た限り、オランダ語以外の言語が書かれている場合は2番目にドイツ語が書かれていて3番目に英語が書かれていることが多かったです。フリジア語は方言ではないので書き言葉もないわけではないのですが、今はほとんど話されるだけなので、サインではなかなか見かけませんでした。ただ州名のFrieslandはかなりの確率でフリジア語でFryslânと書かれていました。Groningenよりもドイツの国境から離れていますが、それでもかなりの数のドイツ人が観光客として訪れるのだろうなーと標識や看板を見て思いました。


明日はちょっとエラスムスで留学するための書類作りをしようかなと思っています。やらなければならないことはさっさと片付けないと折角の休みの最中にそのことばかり考えてしまいそうなので。ではまた!