Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

お久しぶりです

こんにちは。前回記事からほぼ2ヶ月経ってしまいました。先週までが後期の最終試験で、さらにその前にはエッセイを3本抱えてしまって流石にバタバタしていましたがようやくすべてが終わり結果を待つのみとなりました。テストのスコアが基準を超えて単位が取れていればと願うだけです。今日はコロナの状況下での今のオランダでの生活と、先週まで受けたテストについてをお話ししたいと思います!

 

日常生活

オランダでは、6月1日から順次制限が解除され始め、この段階がうまくいった場合、7月1日に次の段階が解除される予定です。とりあえず今は、公共交通機関も普通に走り、お店(接触を伴う美容室やエステも含め)開いていて人もかなり出歩いている印象です。ただ、公共交通機関でマスクをしていなかったり、大人数で出かけたり、人の距離を保っていないと罰金が課せられる場合があるので、規制はまだ残っています。その中私は日々の買い物と少しの散歩ぐらいしか外に出ていませんでした。勉強が忙しかったというのもありますし、人がどんどん外に出るようになり、人との距離とも保てなくなるのが少し怖いなという思いもありました。テストが終わった今少し体を動かさなきゃとも思っているので、もう少し散歩をしたり、サイクリングをしたりしようと思ってはいます。

 

テスト

私にとっては大学1年目の最終試験であり、後期の最終試験が5月の最終週と6月の第1週にありました。コロナのせいで中間試験がなくなったため、中間テストの範囲も全て含めて最終試験だったので、予定よりも範囲が広くなっていました。テストは4教科全てオンラインで行われ、教科書やノートなどなど全ての資料を見ていい状態でのテストでした。そして、たくさんの海外から来ている学生が母国に帰ってしまっているのでオランダ時間の朝10時にテストが公開され24時間以内にテストを提出すれば良いというものでした。これによってどこの時間帯に住んでいても自分の都合の良い時間にテストを受けられるのでとても理解のある対応だったのかなと思います。個人的にはオランダに住んでいるので朝の10時から始めたのですが、24時間あるという感覚と資料を見ていいので、何か見逃してしまっているのでは?という不安から、どのテストも丸1日かかり、1番長いもので夜9時までかかってしまいました。これが本当に辛かったです。終わりがないというのもキツいものだなと本当に実感しました。教授方も、学生が資料を見ることを前提で作っているので、選択問題はもちろんなく、すべてが記述問題で知識を問う問題ではなく、理解を問うものや分析するものが多かった印象です。すべて家から解いていたので、今でもテストが終わったというよりも課題が終わったという気分です。それでも本当にキツかったので単位が取れていますように!!と神頼みしています。結果は6月中旬過ぎに出る予定です。

 

 

 

テスト期間中、テストが終わったらやる!と決めていることが多々あるので、それを少しずつ片付けつつ(とりあえず部屋の片付けや、窓拭きから始めました)のんびりもしたいなと思っています。今日「ツナグ」という映画を見返して心が温まりました。私のお勧めの1本です!生活に余裕ができたのでまたブログを更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。ではまた! 

 

家にいる日々

こんにちは。更新しようにも内容が思い浮かばず間が空いてしまいましたが、皆さんお元気ですか??私は家に引きこもりつつ、なんとか大学の授業をオンラインで受けています。今日は最近の私の悩みと、今日公表された私の大学の最終試験についてお話ししたいと思います。オランダの感染者は留まるところを知らず、今の時点で感染者が21762人、死者が2376人と人口に対して考えても他の国と比べて、感染者そして特に死者が異常に多いです。検査数も多くないみたいなので一概には言えませんが、かなり悪い状態だと感じます。

 

 

悩み

かなり個人的かつ、愚痴っぽくなってしまうのですが、私の今の悩み!それは、隣の家が内装工事をしていてとんでもなくうるさいということです笑笑。実は隣の家は長年空き家だったみたいで、ボロボロだったのですが、今ようやく内装を全て剥がして、剥き出しの状態にしてから、また内装を作り直すみたいです。ただ、外側はアパートメントみたいに私の住んでいる家とつながっているので、私個人のお部屋の壁一枚挟んで工事が行われている状態なんです!!。たまに壁の向こう側に人を感じたり、壁の向こう側で何か作業しているな、とわかるくらい近いです。そしてとにかくうるさい笑。普段なら日中時間帯大学にいるので、ここまで気になることはなかったと思うのですが、なんせ家からほとんど出られず家から勉強しなければならないので気になってしょうがないです。もちろん週末や祝日はお休みなので、常にうるさいわけではないのですが、朝一度気になってしまうと集中力を切らしてしまい1日だめにしてしまう日が出てしまいます。気にならない日は気にならないのですが笑。どうしようもないので慣れることを願いたいと思います。

 

 

テストについて

さて大学が全てクローズになったのは、中間試験の4日前のことでした。ということで中間試験はキャンセル、そして最終試験も未定のまま3週間ほど経ってしまっていたのですが、ようやく全てがどうなるか決まりました。本当に時間がかかったなと思いますがしょうがないですね笑。結果から言うと最終試験に中間試験の内容もまとまり、オンラインでのテストとなりました。それに伴いテスト期間が1週間で4教科やる予定だったのが、2週間で4教科となりました。1教科と1教科の間に最低でも1日は休みが挟まる予定です。そして教科によっては公式的に教科書やノートを見てもいい教科もあるみたいです。多分選択問題は全て無くなり、記述問題だけになるのかなと思います。やっぱり普段よりもテスト内容は大変なことになりそうですが、せめて予定だけ決まり、何をすればいいのかもわかってきたので前には進んでいきそうです。

 

 

 

オランダは完全外出禁止ではなく、買い物もしくは多少の散歩は許されているので、1日に一回は外の空気を吸うようにしています。先日はルームメイトと一緒に人の少ない朝散歩してきました。それにしても天気が基本的に悪いことで有名なオランダがこの2ー3週間本当に晴れているので、たくさんの人がうずうずして外に出たがっていたり出ちゃったりしています。

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青空と夕焼けと飛行機雲がきれいに撮れました笑!!


毎日何もせずに終わらないように、スケジュールを決めてこの状態を乗り切られたいいですね!皆さんも体調には気をつけてくださいね!ではまた!!

オンライン授業を1週間受けてみて

こんにちは!タイトルにもある通りオンライン授業が始まって1週間経ちました。さらにコロナの影響で刻々と状況が変わっているのでそのお話も含めて皆さんとシェアしたいと思います。できるだけネガティブになりすぎないように笑!

 

オランダの状況と帰国について

オランダも規制が厳しくなり、今週辺りから4人以上での外出が禁止されました。(家族は含まれません)一応見つかった場合は罰金刑が課せられます。もちろん不要不急の外出は禁止されています。(ただ最近天気がとても良いのもあり、みんなかなり外に出ています笑笑)また、美容室やネイルサロンなど人との距離が保てないお店も営業禁止で、スーパーなども人と人との距離を1.5m以上の距離を開けるようにと言われています。ただスーパーの流通はだいぶ良くなってきて物が全然ないと言うことは無くなりました。たまにない商品もありますが、ほとんどの商品は普通にあります!また、差別がある!みたいな話もちらほらニュースを見ますが、私の周りで言えば全然ありません。

日本側もヨーロッパからの入国者に対しての規制が厳しくなりました。基本的には日本国籍を持っている人しか、ヨーロッパからは入国できなくなりました。また、それに伴い飛行機のキャンセルが相次いでいて、便数をどの航空会社も減らしています。

この状況になり日本がどんどん遠く感じていると言うのが素直な気持ちです。私は日本国籍もあるので帰ろうと思えば帰られますが、規制が厳しくなっていて日本を遠くに感じます。と言いつつも帰るつもりはないです笑。それは前回の記事でもお話しした通りで、その気持ちは変わっていません。

 

netherlands-university.hatenablog.jp

 今はさらに日本に帰ったら甘えそうだなとも思っていますし、オンライン授業も時差の関係もあり大変になるかなと思っています。

 

 

オンライン授業

1週間オンライン授業を受けてみていろいろ思うことがあったので、少し細かく今の大学関係の情報をお話ししたいと思います!ぜひお付き合いください。まず私は4つのコースとドイツ語を受けているのですが、4つのコースのうち、講義については

・2つが録画されたものを自由に見る

・1つがパワーポイントスライドとノートを読む

・1つが教授が体調不良により(コロナではないみたいです)未定

という感じです。録画されていない2つは私の撮っているヨーロッパエリアの授業なので少し残念です。録画された分は見たのですが、やはり家というのもあり、自分が集中力を保つのも大変でしたし、教授もたまにカメラに向かって話すのが慣れていない感じが見えました。ただ、録画されているので聞き逃したりしませんし、ノートもきれいに取れるのはメリットかなと思います。

そしてチュートリアルについては、

・2つが普通通りのチュートリアルをオンライン上でやる(スカイプの大人数版みたいな雰囲気です)

・2つは課題提出のみ

という感じになりました。オンラインのチュートリアルを受けてみて本当に難しいなと思っています。発言も難しくなりますし、ネットワークが悪くなって聞き取れなかったり、中断したり、しょうがないですが気を使わなければならないことが格段に増えて疲れます笑。

ドイツ語の授業もチュートリアルのようにオンラインで続いていますがこれが一番大変です。やっぱり言語の授業(クラスルームタイプの授業の場合)は大変ですね。会話をするのがオンラインで難しくなり話しにくくなる分、講義のような授業になりがちな気がします。

そして先々週予定されていた中間テストや、これから予定されている最終試験、また成績の付け方については何も連絡が来ていません。これが一番不安だし早く情報を!と思いますが、教授方も決められないのでどうしようもないですねー。どの担当教授も今はテストや成績のことなど気にせず自分の健康を言ってくれるのですが、気になるものは気になります。

さて細かく話しましたが、とにかくこの状況が疲れます笑。ずっと家にいて、ひたすら自分のペースで勉強しなくてはならないので、自分の精神力が鍛えられますね。でもこれがあと8週間ほど続くということに対しては本当に想像もつかないですし、感覚がなくて怖いですね。この状況に慣れる気がしないです。来週からは授業以外のことも少しも始めるので、もっと生活にメリハリができるかなと思います。今は課題があるのに、やたら時間があるように感じてしまっているので笑。

 

 

 

家にずっといるというのはどうしてもストレスがたまることですが、感染拡大や病院のキャパオーバーは1番怖いので頑張って乗り越えなければですね。最近私はドミノ大会とかの動画を見てただただドミノが倒れていくのをボーっと眺めるのにハマっています笑。ではまた!!

留まる?帰国?

こんにちは。皆さんはこのコロナで大騒ぎの中どのようにお過ごしでしょうか?私はこの新しい生活リズムに慣れてきています。慣れていいものなのかはわかりませんが笑笑。

 

今の状況

今週頭から情報がいろいろ出てきて混乱状況でした。その中で今後の授業についての情報が出てきたのは昨日一昨日辺りからでした。私は授業関係の情報が出るまでは何も決めないと思っていたのですが、オランダ人以外の学生はまだ何も決まっていない段階から次々と帰国を決めて帰って行きました。その決断力すごいと思っています。私は情報がないうちは迷って決められませんでした。交換留学生の方々は大学からの要請もあり、帰国しなくてはならない状況になっているみたいです。途中で帰らなければならないのは無念ですよね。

さて昨日からようやくそれぞれの教科の教授から連絡が来始めました。結果から言うと今学期の授業は全てオンライン授業に変わりました。今学期というのは6月くらいまでです。講義も小グループのチュートリアルもです。対応は学科によって変わってきますが、講義を録音したものに置き換えたり、または教授のノートなどを読むだけの形式になったり、チュートリアルも提出物だけになったり、スカイプのようなもので授業する形になったりと様々です。教授も学生とさして情報量は変わらないみたいでみんな手探り状態です。この前の中間テストも含めて、テスト関係については何も決まっていません。教授の方々が言う可能性の高い選択肢は、最終試験と中間試験をまとめるみたいです。でもそれもオンラインになるとかならないとか。オンラインだとしたら、どうやってカンニングを防ぐのかなどなど課題は山積みですね。でもこの情報を受けてさらに帰る学生が増えたように思います。オンラインならばどこからでも受けられますし。

私はと言うと、とりあえずは帰らないことを決めました。理論的にはコロナは世界中で広がっていますし、リスクで言えばどこでも変わらないのかなと個人的に思っています。様々な意見があると思いますが私個人はそう思っています。今帰る理由は、家族や安心できる場所で不安を軽減するためだと思っているので、だとすればリスクを冒してまで帰らなくてもと思いました。もちろん不安もホームシックもありますが、この状況で日本に帰っても楽しめないでしょうし、甘えてしまいそうなのでここで頑張ります。

ちなみに今ヨーロッパから日本に帰る場合日本国籍を持っている人も含め2週間の自宅待機と公共交通機関を利用しないことを要請されています。飛行機も軒並みキャンセルになっていて、数日前までは安かったチケットがまた通常並みもしくは普段よりも高くなってきているみたいです。

 

オランダと勉強

さて全て家からの勉強になり、個人的に苦労しています。というのも、元々大学で勉強するスタイルで、家と大学を行き来することでオンとオフのリズムを作っていたのが、今は家以外で勉強できないのでリズムを作り出しにくく、本当に苦労しています。これが後2ー3ヶ月続くことはもう決まっているんでどうにかやり方を見つけなきゃとは思っています。と同時に、自分がオランダにいる理由はやはり大学で今はそれだけなんだなとも痛感しています。今は通っていない上にまだオンライン授業も来週から始まるのでふと、自分は何のためにオランダにいるんだろうと思ったり笑。来週から授業が始まったら少しはモチーべーションも上がるのかなと思います。

 

 

みんな家にいるので、他のルームメイトとはよく話すようになりました。スーパーの買い占めも少しは落ち着いてきて、多少は買い物もできるようになってきてほっとしています。何とかはなっていくものですよね。私はこれから来週のリーディングをプリントしてきます。大学の施設が全て閉まっているので、お店まで行かないとプリントができなくて困っています笑。来週の授業が始まったらどんな感じかまたお話ししようと思います。ではまた!!

中間テスト中止

こんにちは。昨日まで来週から始まる中間テストに向けて必死に勉強していたのですが、コロナの影響により今日からとりあえず来週いっぱいまでの講義やテストが中止となりました。今日はそのお話と最近忙しくやっていたアサイメントについてでも話そうかなと思います。

 

中間テスト中止!

さてタイトル通りですが中止となりました。元々私が通っているライデン大学は政府の発表を元にコロナ対策をしていたのですが、昨日の政府の公式会見で全ての大学の授業などをやめ、できるだけオンライン授業などに切り替えるようにとの要請が出たため、昨日突然今日と来週の全てのスケジュールがキャンセルとなりました。延期ではなく中止となっているためテストがどうなるかは今のところわかっていません。私が考えつく可能性としては、後期の最終試験に全てまとめるということかなと思うのですが何とも言えません。そしてそうなったとしたらその時のテスト勉強は大変なことになりそうです笑。もし再来週からの講義も中止が決まれば、全て押して夏休みが短くなる可能性もありそうです。とりあえず大学の情報もまだまだ混乱していて錯綜しているので本当に私には何も言えない状況です。テストがなくなったのは楽ですがどうなるか分からないので、一応前半分のレクチャーのまとめ作業だけは休みで時間のあるうちに作り終えてしまおうと考えています。いつどうなるのかわからないので。

 

イベント事も

これに伴い100人以上が集まるイベントも中止が決まっています。私はここ最近日本大使館が主催する日本語勉強者のための弁論大会に参加するライデン大学日本学科の学生のお手伝いをしていたのですがそれも中止(一応延期なのですが開催の目処は立っていません)となりました。一応昨日学内リハーサルと仮本番をしたのですが、手伝って原稿などを直していた学生の発表を聞けて良かったです。ま日本語をどのように勉強しているのかなどなかなか見る機会がないのでとても良い経験ができました。そして普段話さない学生や教授と話せて刺激的でした。

テスト後の土曜日(来週の土曜日)には日本音楽に関するワークショップの開催が予定されており、そこでお箏の演奏、プレゼン、そして参加者に体験してもらう予定だったのですが、これも延期となりました。これは学生主催だったので、状況が落ち着き、場所と日程さえ押さえられれば、いつか開催できるのかなと予想しています。とりあえずこの1日2日でいろいろ予定が変わり、とても落ち着かない感じでしたが、ようやく情報も錯綜せずに伝わる基礎ができたような気がします。それでも皆まだわからないことだらけですが笑。

 

 

History presentation

話は変わり昨日までは普通に授業だったので、テスト前だったのと、後期の前半が終わる頃だったので課題とテスト勉強に追われていました。そこで昨日あったのが私が取っているヨーロッパ近代史の授業でのプレゼン。チーム3人で1つのテキストの分析をするという内容でした。そのテキストは第1次世界大戦の講和条約ヴェルサイユ条約が締結された後にイギリスの経済専門学者として途中までヴェルサイユ講和会議に参加していたケインズが書いた「平和の経済的帰結」というテキストの分析。内容はここから参考にしてみてください!!面白いと思います。特にその先の歴史を知っている私たちにとっては。

https://en.wikipedia.org/wiki/The_Economic_Consequences_of_the_Peace

個人的に1人でやる課題の方が好きでグループワークが苦手なので、プレゼンもグループでの作業も苦労しました。特にプレゼンは受けてきた教育の差もとても感じる分野だと思っています。というのも、欧米系の学生は割と若いうちからプレゼンを授業でやってきているので、見ていると慣れを感じます。対して私は日本の公立の小中高と通ってきたのですが小中ではプレゼンというものをした記憶がありません。そして高校でもやってはいたのですが、私はクラスでもプレゼンは好きで作り込むタイプだったので授業では割と毎回良いフィードバックをもらっていて、あまり改善点を指摘された覚えがありません。ここにきて他の学生と比べて自分の実力不足、経験の差を感じます。日本では井の中の蛙状態だったなとつくづく思いますし、もらっていたフィードバックに満足してそれ以上と目指すハングリー精神のようなものが不足していたなと反省しています。これからどんどんプレゼンとかは増えていくのである意味今回グループでできてラッキーだったなと思います。そして内容は本当に興味深いです!これについて今期の末までにさらに分析を進めて個人でエッセイを書く予定なので頑張ろうと思います。

 

 

まさに宙ぶらりんという感じなのですが、せっかく時間ができたので今のうちにできることをやりつつ、少しゆっくりしたいと思います。落ち着かない感じですが。ではまた!