Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

インターン決定

こんにちは。最近インターンが決まりようやく職なしのニートから脱却できそうです笑笑。大学を卒業してからというもの来年の夏修士を始めるまで何をするか決められず、漠然とした不安感を抱えながらも結果的にはダラダラダラダラと過ごしていたのですが、インターンが決まったことにより半年間やることが決まったので気持ちが少し落ち着きました。それに伴いブログのタイトルもオランダの大学生活日記からFloaring in Europeに変更しました。心機一転よろしくお願いします。


今日はインターンと大学の卒業式のお話をしてみたいと思います。

 

 

大学の卒業式

オランダの大学ではあるあるなのかはわかりませんが、少なくともGroningenではDiploma (卒業証明書)を受け取るセレモニーが卒業した年の秋にあることが多いです。私の場合、卒業は夏頃だったのですがセレモニーは11月と軽く4ヶ月ほど間が開きました。夏頃ならドレスを着ても寒くなかったのでしょうが、オランダの11月はドレスを着るには凍えるほど寒いので着る服に悩んだ結果スーツっぽい感じにしようと思い久々お洋服にお金をかけました笑笑。個人的にはまたGroningenに行けるのが楽しみで仕方ないです。そして今回行ったらしばらく行くことはないんだなと思うと寂しい限りです。4年間オランダの大学に通ってオランダ愛がとても芽生えたなと離れてみてしみじみ感じています。

 

 

インターン

前回の記事でチラッと書いた通り、難民や移民の生活や言語支援をしているnpoインターンの応募をしていたのですが、無事その団体から採用の通知をもらいました。12月から働くので今はその準備中で家探しをしています。というのもそのnpoがあるのはキプロスという南ヨーロッパの東側にある小さな島国なんです。

maps.app.goo.gl

修士で多言語社会や言語学習を学んでいく前に、難民や移民の言語支援のリアルな現場を経験してみたいなと思っていたので希望していたところに決まって嬉しいです。キプロスを選んだのはヨーロッパの中で一番人口に対する難民の数が多い、とても難しい状況に置かれている国だからという理由もあったのですが、それ以上に西ヨーロッパから出てみたいというとても自分勝手な理由で決めました。修士も大学はかなりの確率で西ヨーロッパのどこかの国になるのかなと思うのですが、4年間オランダに住んでみて、なんとなくこの先どのような生活をするのか想像できてしまえるのがつまらないなと感じていました。大学をオランダに決めた当時はまだ日本に住んでいてオランダでの生活も全く想像ができませんでした。その不安とドキドキをもう1度味わい、何か全く違うことに挑戦してみたいと思い、このインターンに決めました。南キプロスなので(キプロスは南と北で分断されている国で、北キプロスではトルコ語が話されています)ギリシャ語が話されているのですが、今現在私はギリシャ語が全くと言っていいほど話せません。インターンはもちろん全て英語なのですが、少しくらいはギリシャ語を学ぼうかなと思っています。そんな無謀ともいえる挑戦をまたできることが嬉しいですし、そのような選択をできる自分がとても幸せな立ち位置にいるなと感じています。今はキプロスの歴史や情勢、移民政策などを先に勉強しているので、言語は少し後回しになりそうです笑。

 

 

 

最近周りの人にようやくインターンが決まったと報告できるのが嬉しいのですが、キプロスだよというと決まって「え!!」みたいな反応が返ってくるのが面白くて楽しんでいます。大学を卒業してからダラダラしていた私ですが、12月からは週40時間フルタイムで働くので、今のうちにゆっくりしておこうと思います笑笑。ではまた!