Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

ハーフであることと海外の大学

そろそろ出発間近となりバタバタしてきました。今日は私にとって日本の大学と海外の大学に通うことの違いをお話ししてみたいと思います。個人的な話になりますが、お付き合いください!

 

そもそも海外の大学を選んだ1番の理由は先日別の記事でお話しました。
netherlands-university.hatenablog.jp

 しかし私には別の理由もありました。この記事でちらっと話しましたが私はハーフです。といっても日本生まれ日本育ちで日本の公立の学校にずっと通っていました。自分では9割日本人じゃないかと思っているくらいです。ただ、ややこしいことに見た目はやっぱりハーフなのでなかなか純日本人とは周りは見てくれません。友達になってもやっぱりハーフという感じで少し他とは違って見られている気がします。もちろん人によります。英語ができるのもハーフだからねと言われたり。(父はドイツ人で、ドイツ語を話すのでハーフと英語はあまり関係ないです。)ただ、それは当たり前なのかなとも思います。周りと違って見えるのは確かなので。

 

問題なのは私がこの環境に甘えてしまっている部分があることです。ハーフだといじめられることもありましたが、それよりもいいなと言ってもらえることの方が多いですし、初対面で興味を持ってもらえてありがたいことばかりです。ただ、これは普通ではないこともわかっています。だからこそ自分のルーツがなくて移民が集まる国で外国人として暮らしてみると、甘えがなくなるのかなと考えて日本ではなく違う国の大学を選んだ面もあったかもしれません。今までこの環境に浸かっていたので、大変な想いもするかもしれませんが、それも経験と思って試してみたいなと思っています。

 

さて今回は個人的な話でしたが、少しでも伝わっていると幸いです。