Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

Kiezdeutsch

こんにちは。バタバタしてた上に勉強漬けの1週間だったため更新できずにいましたが、ようやく課題に目処がつき今日は面白いゲストレクチャーがあったため久しぶりに更新しようと思います。

 

課題...課題.......課題..............

今の気分はこんな感じです。各教科のチュートリアルが終わりに近づいているため異常にエッセイの課題が多くてバタバタしていました。(というかバタバタしています笑)昨日までに2つ書き上げなくてはならなかったため今週は本当に時間さえあればパソコンを開いている状態でした。さらに来週までに2つ書き上げなければならないのですが、今日は久しぶりに講義もチュートリアルもなく時間がある日だったので2つともだいたい終わらせられ、ようやく一息ついています。ただ本当は12月頭提出のはずの1番長いエッセイを下書きでいいので最初から最後まで1通り書いてきてくださいというなんともめんどくさい宿題が次の月曜日までなので、週末はこれを書くことになりそうです。今週の月曜日に突然言われたのですが、他の学生もこんなに忙しいのに1週間で書けるわけないでしょう!と怒っています。やはりこの時期はどんな学生もピリピリしてるみたいです。私も、もう課題を考えなくていい休みが欲しくなってきました。クリスマスまであと1ヶ月!これらのエッセイを乗り越えてテストさえ終われば休みなのであと1ヶ月が踏ん張りどころかなと思います。

 

社会言語学のゲストレクチャー

今日は久しぶりにゲストレクチャーを聞いてきました。正確にはスパニッシュ・ステップストーク。どういうことかというと、私の通っているライデン大学デン・ハーグキャンパスには入ってすぐのところに名物のスパニッシュ・ステップスという場所があります。

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写真の角度が悪いですがこんな感じ

イタリアにある名所から名前をとっている名物の階段です笑笑。普段は学生がおしゃべりしていたりご飯を食べていたりと賑やかな場所なのですが今日はここでのレクチャーでした。ここで行われる場合は一方的に話を聞くよりももう少し自由に質問したり、教授とお話ししたりすることができる形式になっています。

今日聞いてきたのは私がとっている社会言語学に関するレクチャーでした。テーマはドイツ語の方言Kiezdeutsch(正確な日本語訳が見つけられませんでした。トルコ系ドイツ人の方言とも言われるみたいですが正確さに欠ける気がしたのでドイツ語のまま書いてみました)でした。この方言はもともと主にトルコ系の移民の子ども(いわゆる2世、3世の方々)でドイツで生まれ育ちドイツ語を母語とした人が話すドイツ語の方言の1つです。教授はドイツ人でベルリンの大学の教授でした。単純に私が社会言語学が好きでドイツ語を話すということもあったのですが、それを抜きにしても本当に面白いレクチャーでした。どうしても移民の人の言葉というふうに区別されてしまいがちですが、どのようにこの方言がドイツ語に基づいているということや、他の方言を話すドイツ人がこの方言の文法を感覚的に自然と共有しているということなどなど。本当に面白かったです。テーマもドイツ語に関連することだっため聞いている人の半分以上がドイツ人でいつもとは違ってドイツ語が溢れていて楽しい空間でした。

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今日のレクチャーについて

 

 

 

できれば今週末は少しゆっくりした時間を作りたいなと思っています。久しぶりにお箏が弾きたくなってきたのと、今週1週間で本当に疲れてもう頭がごちゃごちゃなので笑。月曜日までの宿題も提出ではないのでラフに済ましてしまいたいと思っています笑笑。ではまた!