こんにちは。日本はまだ残暑が厳しいところもあるみたいですが、こちらではもう秋がすぐそこまできています。私は先日ドイツからの荷物がトラブルでだいぶ届くのが遅くなってしまい、再配達や追跡のサービスが充実している日本の郵便や宅急便のシステムが少し恋しくなりました。日本の再配達のシステムって本当にありがたいシステムだなとしみじみ感じますね。こちらではうっかりいないとすぐに送り返されてしまうこともたまにあるので気をつけることが多いです。さて今日は私の次のブロックでの授業についてお話ししたいなと思います。
2年生スタート
私はオランダに来てもうまる2年にはなるのですが、Leiden大学で1年、そして今いるGroningen大学に来てまた1年生から勉強しているので、3年目にして初めて大学2年生になります。学年が上がるってちょっとした高揚感がありませんか?私は次の学年に上がることに少しワクワクしています!
Groningen大学では4ブロック制なので、1年が4つに区切られていて、それぞれのブロックで違う講義を取っています。ということで今日は2年生の1ブロック目の授業についてお話ししたいと思います。
ドイツ語
まずは専門言語として取っているドイツ語。ドイツ語を言語として学ぶのは残り半年になりました。次のブロックではただドイツ語を学ぶというよりはアカデミックな使い方を学ぶことが増えます。これは半年後に始まるドイツ語での授業に備えるためです。半年後にはドイツ語でドイツの政治や言語学を学ぶので、その時にエッセイなどで困らないように今のうちにフォーマルでアカデミックなドイツ語を学ぶ予定です。私の課題は文法の正しさと、話し言葉で方言を減らすことです。アカデミックな場での方言はあまり好まれていないので、私の家族と話しているときの方言を少しずつ減らすように努力しています。生まれてから方言でしか話してこなかった(というか方言という意識すらありませんでした)ので、なかなか難しいのですが。下に今学期使う本を紹介しているので、もし大学のためにフォーマルなドイツ語を学んでいる方がいらっしゃいましたらぜひ!
専門教科
残りは今まで通り自分の専門教科である言語学系の授業と政治学系の授業があります。言語学系では系では今期言語学習や言語習得についての授業をとっています。なので子供が母語としてどのようなプロセスで言語を身につけるのか、そして一般的に人々が外国語をどのように学ぶのかを勉強します。言語学習は特に興味のある分野なので次のブロックで一番楽しみにしている授業です!政治学では比較政治学の授業があります。私の学科はヨーロッパにフォーカスされた学科なのでヨーロッパ内の比較政治学になります。これに各国の政治的な歴史も少し混ざっているみたいです。これらの講義についてはまだシラバスをもらっていないので、アプローチがまだはっきりしていないのですが、先日政治学については残念なメールが届きました。それは次のブロックでの授業が全てオンラインになるという連絡でした。一応オランダのルールでは、75人以下での授業は可能なはずなのですが、この授業についてはオンラインで行うみたいです。講義でも75人以下のはずなので、理由がはっきりわからないのですが...。でもこの授業は小グループでのセミナーがないので、そのせいなのかなとも思っています。言語学の授業は講義とは別に小グループのセミナーもありますし、ドイツ語は全ての授業が10人ほどのグループなので、せめてこれらだけでも大学でface-to-faceでやってくれないかなと思っています。特にドイツ語の授業はそろそろオンラインが疲れてきました笑。言語を学ぶ授業がオンラインなのは本当に辛いです笑。
夏休みも残り1週間強ということで最後のリラックスした時間を過ごしています。各講義のシラバスが出たら、少し先回りしてリーディングをしようかなとも思っていますがそれも焦らないでゆっくりやれることなので、時がゆったり流れている気がして心地の良い日々を過ごしています。先日オランダで初めてジーンズを買ったのですが、自分の身長に合うものを見つけるのに苦戦しました。世界一平均身長の高い国で身長149cmの人が服、特にジーンズを見つけるのは難しいです笑。ではまた!