Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

クリスマス

こんにちは。ドイツではまだクリスマス真っ最中です。今日くらいまではクリスマス一色という感じです。ツリーもどの家庭にも置いてあり、私も24日の午前中に飾りました。伝統的にはロウソクですが電気にかなり置き換わっているみたいです。

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天井近くまであるくらい高いです

 

 

Merry ChristmasとHappy Holidays

さて話は少し変わって日本でもよくメリークリスマスと言ったり、お店にメリークリスマスと書かれたデコレーションがあったりしますが、オランダではほとんど見かけませんでした。ドイツでは田舎の方に来ているので話はまた違うのですが、ドイツも都会では多分同じだと思います。メリークリスマスの代わりにHappy Holidaysと書かれます。メリークリスマスはどうしてもキリスト教に結びついており、誰もが祝うわけではないため置き換わるようになって来ているみたいです。確かに私のオランダでのルームメイトもキリスト教系ではない2人は家に残っていてキリスト教系の2人が(私含めて)実家に帰っています。日本でも実家に帰るタイミングはクリスマスというよりはお正月なのでそのような意味においては誰もがクリスマスを祝っているわけでもないですよね。この言葉の置き換えがどのくらい意味を成しているのかはわかりませんが、これ以外にも色んな人に当てはまるように言葉の置き換え(political correctness) が進んでいます。ただどこまで頑張っても除外される人は出て来ますし、どれだけ差別表現を無くしても差別は起こるとは思うので、結局は個人個人の使い方なのかなとも思ってしまいます。試みはもちろん大切だとは思いますが。ということで皆様Happy Holidays!!