Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

Leiden→Groningen

こんにちは。今日は今年の頭から動き始めて皆さんにずっとお話ししたいと思っていたことがようやく正式に決まったので、1つの決断をシェアしたいと思います。9月から私は今通っているLeiden大学から同じくオランダのGroningen大学に通うこととなりました。編入というよりは、また1年目から始めるので入学しなおしといった所でしょうか。ただLeidenで1年間取った単位がまるまる無駄にならないようにGroningenで少しは認定してもらえるようにはこれから動くつもりです。でも基本的には1年生からということになります。今日はどうして私が移動したいと思い、行動に至ったのかをお話ししたいと思います。

 

LeidenとGroningenへの志願

私は2019年に日本の高校からLeidenに志願し合格しましたが実はこのタイミングでGroningenにも志願していました。私はGroningen大学が第1志望、Leiden大学が第2志望でした。これは提供している学科の違いでこの順番だったのですがこの違いについてはこの記事の後でもう少し詳しく説明したいと思います。ただ志願して早い段階でGroningenからは不合格通知が届きました。これには明確な理由があり、オランダは公式に日本の高校卒業レベルはオランダの高校卒業レベルと同レベルとは認めていないと発表しているからです。これに照らし合わせれば、日本の高校卒業しただけの私は入学の基準を満たしていませんでした。では同じオランダの大学のLeiden大学はなぜ私の入学を認めてくれたかといえば、私の高校の平均評定が良かったからでした。

自分の学力云々というよりも教育システムの違いのせいで不合格というのはどこにぶつけて良いのかわからない悔しさでしたし、IB(International Baccalaureate)という国際的に認められている修了証書をとれる高校に行くべきだったのかと思ったりもしました。日本でもIBを取れる高校はいくつかありますが北海道になかったこともあり、高校を決めるときにはわかっていなかったのでどうしようもないことではあるのですが。

結果Groningen大学から他の大学を経由すれば入れるかもしれないと言われたのもあり、Leiden大学にも合格したので1年Leiden大学に行ってみて1年後もまだGroningen大学に行きたいと思えばもう1度志願してみようと決めてLeiden大学に行くことを決めました。1年Leiden大学に行ったことに関して後悔は全くないです。元々全く行きたくなかった大学だったわけではないですし、海外の大学で1年経験できたことはプラスになりました。講義が面白い講座もたくさんありました。それと同時な将来どんなことを勉強していきたいのかということも見えてきました。ただやはり提供されている学部学科の違いから、Groningen大学に移動することを決めました。

 

学部の違い

私が今通っているのはLeiden大学のInternational Studiesです。そして移動するGroningen大学の学科European Languages and Cultures (English taught)です。大きな違いはInternational Studiesでは世界のエリアから選択授業としてヨーロッパを専攻していますが、European Languages and Culturesでは初めからフォーカスがヨーロッパであり、選択授業ではないということ、そしてInternational Studiesでは政治や経済についてが強いところ、European Languages and Culturesでは社会学系や文化学系、そして言語系が強いというところです。私は元からヨーロッパを選考したかったといのと、Leiden大学で1年勉強する中で言語学への興味が膨らんだため、Groningen大学への入学を決意しました。

 

 

 

そんなこんなで、今は手続きなどバタバタしているのと、家探しに翻弄しています。オランダも毎日暑くなかなか捗る状況ではないですが頑張っていこうと思います。ではまた!