Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

日本文化ってどんな文化?

こんにちは。日本は今日から4連休でしょうか?オランダでは祭日が日本ほど多くないので(というか日本が多いような気がしますが)次の祭日はクリスマスです。休みが待遠しいものです笑。最近よく身近にいる人から日本のことや広い意味での日本文化とアジアのことについて聞かれることが多いので今日はそのようなことを聞かれることについてお話ししたいと思います。

 

それって疲れない??

日本人としてオランダに住んでいる私は当たり前ですがここでは外国人であり、マイノリティーです。そしてここに住んでいる外国人の中でも珍しい日本人です。Leiden大学では周りにアジア系の友達もたくさんいましたが、コロナの影響もあり、Groningen大学の今の通っているコースの中でアジア人はかなり珍しい方です。小グループでの授業ではLeidenではどのグループも2人くらいはアジア人がいましたが、Groningenでは各グループに1人いるかいないかといった具合です。そのようなのもあり日本人だと自己紹介すると珍しがられますし、必然的に最初のうちはいろんなことを聞かれます。個人的に日本という国が好きですし、興味を持って聞いてくれるので答えるのは好きです。ただ少し疲れるなと思うのは、日本のことについて話すと日本に住むのって大変じゃない?とよく聞かれることです。日本の文化に当たり前に存在している、空気を読むということ、直接的な表現より間接的な表現を好むこと、などなどこれらのことはオランダではほとんど見られないことばかりです。だからこそ、オランダ人にとってこれらのことは大変なことであり疲れることです。ただ日本で育った私としては、空気を読むことは基本的にストレスなくできますし、間接的な表現の方が染み付いています。むしろ直接的にいう方が相手を傷つけてしまわないかと考えてしまいストレスです。なので疲れない?と聞かれることはオランダ人の価値観を無理やり自分の文化に当てはめられている気がしてしまいます。気持ち的には「だからそれが当たり前なの!」と言いたい感じです。(そしてそれを言わないのが私の日本人らしいところだと思うのですが)でもこれはオランダ人に限らずみんな大なり小なり自分の育った環境に置き換えて理解しようとする過程で発生することなのである意味仕方がないところでもあるのかなとも思っています。自分の育った環境に置き換えずに理解するのは何倍も大変ですし、知らず知らずのうちに置き換えてしまうのが自然なんだと思います。問題はそれを相手にそのままぶつけずできるだけ客観的に聞き返すことがコツなのではないのかなと考えたり。聞く前に押し付けにならないのか?と一瞬でも考えられる余裕があればいいのかなとも思ったり。皆さんはどう思われますか?

ただ最初にも書いた通り基本的に日本のことを話すのは大好きです。それこそ日本人であることに誇りも持っていますし、オランダでマイノリティーであることも楽しいです。それは学生のうちはオランダで、外国人であることやマイノリティーであることで差別を受けることが限りなく少ないからです。その中で好きなように日本のことを紹介できるのはありがたい話です。

 

 

 

 

今日は大家さん家族と一緒にディナーの日でした。月1回とまではいかないのですが、2ヶ月に1回くらいはやっています。そろそろ作る料理がネタ切れで困ってはいるのですが笑。なかなか海外で簡単に作れる日本料理って難しいです。材料を買い揃えることはできないことはないのですがあちこち回って探さなければならないのがハードルが上がる1つの要因ですかね。めんどくさく感じてしまいます。今日はルームメイトがケーキを作ったのですがそれがとても美味しかったです。掲載許可をもらったので写真だけででも、みなさんにシェアしたいなと思います笑笑。ではまた!

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