Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

Politically correct words

寒中見舞い申し上げます。冬真っ只中ですがみなさんはいかがお過ごしでしょうか?先日私の住んでいるところで少しだけ雪が降りました。北海道出身の私から見たらほんの少しの雪ではありましたが久しぶりに雪が少し積もっているところを見ました。笑笑私は4日から普通に大学が始まったので今日は2ブロック目が終わりに近づいている最近の日々を書いてみようかなと思います。

 

テストの1ヶ月

さて4日から授業が始まったのですが、この4日からの週が2ブロック目の最後の講義のある週でした。ここから1月末までは講義やセミナーはありません。その代わり最終の課題だったりテストだったりが1月を通して散らばっています。ドイツ語の筆記の試験だけは例外的に既に今週ありましたが、それ以外のテストはまだ先といった感じです。アサイメントは大きいものが1つ来週まであるので、今はテスト勉強というよりもそのアサイメントをこなしています。冬休み明けに1週間だけ講義があり、そのあとはひたすら自分で勉強する3週間というのも不思議なスケジュールだなと思っています。

 

politically correct words

そしてそのアサイメントというのがTED-talk形式のプレゼンです。もちろんオンラインなので自分で録音録画したものを提出します。テーマは先日提出したResearch Questionを基に作りました。私の研究課題はHow do politically correct words affect the understanding of people and influences the framing?です。この質問についてはこちらからどうぞ。

 

netherlands-university.hatenablog.jp

 

実はこのResearch Questionsかなり良い成績を貰ったのでこれ自体はそのまま使い、その答えを探すことだけに集中出来ました。やり直しや修正が出なくてラッキーでした。面白いことに調べてみると一つ一つの言葉の意味は言葉自体から生まれているだけではなくその背景や受け取り手によっても意味が変わるため、Politically correct wordsだけでの影響力はそんなに大きくないみたいですね。Politically correct wordsを作ってもどんどん元の言葉の意味に近づくことが多いみたいで、社会の常識の変化や、受け取り手の変化が伴わない限り、差別を言葉から無くすのは難しいプロセスみたいです。言葉から社会を変えることもできますが、社会が言葉を変えることもあるので両方向のプロセスを見ることが大事なのかなと思ったり。言葉を変えるだけで差別を減らせるなんて夢のようなことは難しいですよね。これをまとめてプレゼンにしたのですが、録画したものを見ると修正点がたくさん見あたるので納得できるものができるまでもう少し録画録音のやり直しが必要そうです。

 

 

 

さて明日はその録音録画を終わらしてそろそろ本格的にテスト勉強に取り掛からねばと思っています。まだまだ大変な時期が続きそうですが、2021年良い年になる事を祈っています。ではまた!