Floating in Europe

ヨーロッパで言語学を学んでいる学生の日々です

ドイツでの1週目

こんにちは。長い長い夏休みが終わり、今日からようやく大学が始まりました。3ヶ月半も夏休みだと休みボケもひどく、あと2時間で初回の授業が始まるというのに、全く実感がありません。今日はとりあえず大学がある街に引っ越してきてからの私の近況をお話ししたいと思います。

 

 

ネットがない

このエラスムスでの留学中、私は運良く学生寮の部屋をゲットすることができ、格安で街のど真ん中に住んでいます。3人でのシェアハウスなのですが、1部屋は水漏れによりもう4年以上使われていない空き部屋で、もう1部屋の住人は1月半ばまでアメリカに留学中なので、実質1人で住んでいます笑笑。日当たりが悪いのだけが難点で帰ってきたらちょっとモグラになった気分ですが、値段と立地を考えれば文句は全く言えないなといった感じです。そして目下のところそれよりも問題なのが、Wi-Fiがないこと苦笑。学生寮Wi-Fiはなく(今どきそんなことある?とも思いますが)自分で契約しなければならないのですが、技術者が1度来る必要があり、彼は1番早くて次の月曜日にしか来られないため、少なくともあと5日は家でWi-Fiがない状態。プライベートはともかくとして、大学の課題やら連絡もネットがないとお話にならないため、大学のカフェテリアだったり、図書館に座って作業をするしかないのが厳しいなと思っています。せめても家が大学関連の施設に近くでよかったと思っています。

 

個人情報の保護とデジタルシステムの悪さ

ドイツに住んでみて日々思うことが、効率の悪さ。役所で住民IDを発行してもらうにも、大学のI Dカードを受け取るのも全て個人情報保護の観点からオンラインで出来ず、いちいち役所に行ったり、または郵便で書類を送ったり。お願いだからオンラインで書類を提出させてよと思っても、個人情報保護の観点からそれは出来ないと言われてしまいます。今日驚いたのは、家の呼び鈴。名前を付け替えるには、管理人さんに頼むしか取り付け方法がないので、聞いてみたら、個人情報保護の観点から、管理人さんには権利がないらしく、自分で紙に名前を書いて前の人の名前の上にテープで貼ってくれと言われました(適当かつめちゃくちゃ雑なクオリティ笑)。個人情報保護のせいで呼び鈴の名前が変えられないとは流石にシステムが悪すぎて笑うしかありませんでした。それ以外にも、カード決済ができないところが多く、オランダと比べて現金社会だなといった感じです。オランダでは現金を受け取ってくれないところがめちゃくちゃ多くありました。ドイツではカードを使うと、自分のお金の出入りが誰かに見られるかもしれないという感覚が強いみたいです。とにかくドイツとデジタル化はつくづく相性が悪いなと感じた1週間でした。

 

 

それでは最初のセミナーに参加してきます。今週が終わって新しい授業を一通り受けたらまたブログを更新したいと思います。ではまた!